誌提出








「あれ?長太郎なにしてんの?難しい顔して」

「あ、部誌を書いているんですよ」

(Σすごくファンシーなノートですが!?)

「(見て明らかですが)学校専用じゃないよね?」

「跡部さんからの指示で、報告を兼ねて毎日書いているんです。提出先は宍戸さん宛ですけどね!」

「あ、そぅ…毎日ね…」

(宍戸も大変ね…)

「ちょっと見せてよ」

「なんだか恥ずかしいなぁ…笑わないで下さいよ?」

「なになにー?」

(Σってこれラブレターじゃん!!あからさまに!つかこれ、長太郎の告白集っすか!?)

「あのさ長太郎、宍戸これ(告白集)に返事くれるの?」

「ええ、もらいましたよ!ここ、見て下さい///」

『長太郎よー、毎日部誌(ラブレター?)を届けてくれるのはありがたいけどよ、部活内容とか何も書いてねーじゃん?てか、このノートの表紙に何で「交換日記」って書き足したんだ…? しかも3年の教室まで(わざわざ)持って来て、赤面しながらみんなの前で渡すのはやめてくれ。誤解されるだろ!』

「(;_;)宍戸…早く卒業したいだろうね…」

「そんなー!ダメです!宍戸さんが卒業するなら俺も一緒に卒業しますよ!」

…お前は小学生か…;









Fin.